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稽古場日誌【客席編】…七井悠(出演)「自然」が今のところのテーマになっている」

今回、recycle缶の階の「客席」を扱ったほうの作品に出演します、七井と申します。
このrecycle缶の階、とは去年の末に「缶の階」という団体が上演した、「舞台」と「客席」にまつわる二作品を、「再演」する団体です。

今回私は同じ作品を再演します。「客席」にまつわる作品は、二人芝居でして今回は相手役の女優さんが前回とは違う方です。
その女優さんは中村さんといいます。27日は中村さんとの二回目の稽古でした。

今回、久野さんと再演するに当たってどういう風にやろうか、ということをなんとなく話をしました。
その中で「自然にやる」という言葉が出てきました。
もっと言うと、「抽象的な事柄を非常に具体的にやる」ということになるでしょうか。

前回は、とにかく台詞(言葉)に忠実に、一語一句違えずに話す ということを目標に稽古をしました。
今回の目標は、自然にやる です。

一度演じた作品をどう自然にやるのだろう。
そもそも自然にやるとは何だろう。
稽古はそういった、疑問?をはらんで進んでいます。

今回は2回目の稽古とあって、お互いに立ちながら台詞をあわせてゆく稽古を行いました。
一番印象的だったのは、椅子を使って稽古をしたら(客席、なので椅子がある)とたんに台詞が台詞くさくなった・芝居が芝居くさくなった ということです。
台本に指定のある「椅子」を使うと、とたんに演技がわざとらしくなった=ではない 
のは何なのだろうか?
もしかしたら「椅子」は使わなくてもいいのか?? 
それくらい、可能性の幅を広げながらの稽古でした。

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