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Fの階公演
脚本・演出:久野那美
@神戸アートビレッジセンター kavcシアター及び地下フロア
2019年3月22日(金)-3月25日(月)

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2018/01/16
1月13日 匣の階ワークショップ(俳優:中村彩乃)

皆様、こんにちは。
今回俳優で参加をさえて頂きます、中村彩乃と申します。
以下、先日のワークショップで行われたことを、(若干の私の主観交じりにですが)書き留めたいと思います。

普段はもっと冒頭でどうでもいいことを書きがちなのですが、今回は割愛していこうと思います。(どうでもいいことが知りたい人は、稽古場日誌に進むといいですよ。本当にどうでもいいですよ。)

さて、ワークショップの最初は体ほぐしということで準備体操から始まり、その後台本を使った内容に。まずは参加頂いた皆様全員で、「パノラマビールの夜」の冒頭の女と旅人が出会うシーンからしました。
久野さんの台本は、ですます調であったり、あまり崩した日本語はなかったり、場面が「展望台」と少しノスタルジックであったりと、初めて読むと比較的ふんわりとした雰囲気のお芝居を彷彿とさせられます。
参加者さん同士で読んでいただいた際も、皆さんとても丁寧に演じてくださいました。
(皆さん、声がとても聴き易かったのが私は印象的でした。)

何巡かした後、久野さんからの提案で「台本に書いている意味にあまり縛られず、相手のアクションをきちんと柔軟に見て欲しい」という要望がありました。
また、
・声の大きさ
・間
・リズム
・動き
等、「どうすれば相手に良く伝わるか」、または「どのようにしてしまうとどんな印象になるのか」ということをよく考えて、ということも同時に伝えられました。

そのための誘発剤としてまずは七井さんが投下、いえ、参加。台本をただ読むのではなく、相手を見ないと出来ないであろう仕掛けを繰り出されていきます。
今回参加されていた方が本当に柔軟な方ばかりで、最初こそ「おい、なんだと」となりましたが、徐々にそれぞれで仕掛け合いをするような流れになっていきました。

ある組はビールを地面に盛大にこぼし(演技で)、ある組はラブロマンスっぽくなり、ある組は互いに牽制しあったり…。
十人十色、組み合わせごとに微妙に異なった台本のニュアンスが出来ていきました。

何度か繰り返したあと、久野さんより「お客さんは飽きてしまったり、予測できてしまったりするものはあまり見てくれない。台本だけは、上演中に変化はせずにずっと在る確かなものだけど、言ってしまえばそれ以外はその場その場で絶えず起こって変化している。そういうものを舞台上で起こしたい。」と。

さて、ここからは私の偏見ですが。
上記の考えは「久野さんメソッド」という訳ではなく、どんな演劇(あるいはその他の分野でも?)に結構通ずるのではないかと思います。
人と人が何かを作るうえで、一番勿体ないことは「目の前の相手を無視してしまうこと」だと思います。すべて起こることに反応すれば良いという訳ではありません。しかし自分が何か感じたことや見えたものは、まずは受け入れて在ろうとした方が良いと私なんぞは思ってしまいます。
受け入れてみると、微々たるものかもしれませんが、自分の中で何か変化は起こるはずです。そういう「相手の存在によっておこる自分の変化を表出して、さらに相手が変わる、さらに」と続くことが、私は他人と何かを創作する大きな面白みだと考えます。

以上、中村の個人的主観でした。
話をワークショップ戻しましょう。

何度か台本を使ったあと、最後は「言葉はどのくらい必要か」ということを考えるために、ある一センテンス以外は言葉を発さずに、やりとりをするということをしました。
動きや目線、表情で相手を判断する、そういう場に流れている緊張感は飽きる瞬間がなく、なんというか、普段いかに言葉(台本)に頼っていてそれ以外のことに神経を使っていないかということを身に知らされました。

また、2時間のワークショップだったにも関わらず、参加者の皆さんが最初の台本への印象をきちんと捨てて、目の前で起こることをきちんと受けたり、新しい解釈を組み込んだりと凄い変化をされていたのが衝撃でした。柔軟すぎる、羨ましいです。

 
時間はここで終了となりましたが、まだ時間があれば私達ももっと混ざって作品について色んな方向から考えられる時間となったのでは…と思います。

学ぶことの多いワークショップとなりました。私が。
公演まであと10日。
負けず挑まなければ。

匣の階WSはあと2回あります(1/26.1/27@アートビレジセンター)
詳細とお申込みはこちらから→

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写真:中村彩乃





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