0・あなたは誰ですか?匣の階の制作を担当している若旦那家康といいます。
1・神戸の思い出があったら教えてください。なければ、神戸はどんなイメージですか?大学が神戸だったので、色々甘かったり酸っぱかったり苦かったりする思い出は大変、多いです。
一番甘酸っぱほろ苦いのは卒業してからですが、好きな女の子とドライブで新神戸オリエンタル劇場で森山未來のダンス公演を観て、帰りにポートアイランドでポートピアランドが閉園するのにあわせた花火を偶然観れて、送りきった先で告白して「タイミングが違う」とフラレタことでしょうか。
2・その神戸に『Port』はあなたの感覚として近いですか、遠いですか?制作なのでこの質問も僕が作ったくせに、この流れに全然即さない回答を上でしましたね。
けれど、何かがやって来ては去っていく港町の風情があるというのは近いのではないかと思いました。
3・なんでそう思いますか?自分で作った問題ながら、すでにこの問いには上で答えましたね。
何かがやって来ては去っていく港町の風情があるからです。
4・今回はリーディング公演ですが、リーディング公演についてあなたがもつ印象はどのようなものですか?上手くないと面白くない、上手いだけでも眠くなるという、作品として難しいものだと言う印象があります。
5・『Port』はその印象とくらべてどうですか?そのリーディングという形式自体を疑ってかかる、リーディングの定義の隙間を狙った意欲的な作品と言う印象です。
6・『Port』の見所を伝えてください。 意外と細やかな意匠が凝らされているので、一度ならずとも二度三度と噛み締めれる作品全体です。
ご感想をいただけるのが制作としての楽しみです。