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君、それは尻尾だよ(中村彩乃:俳優)

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夏の暑さも少しずつ和らいだと思ったら、「とみせかけて」と言わんばかりにまたジリジリと暑くなってきましたね。殺す気かな?
どうも、中村です。

さて、稽古でした。
本番が迫っている佐々木さん(ブルーエゴナク「ラッパー」皆さんどうぞ観に行ってください。)も、本日はこちらに来ていただき通し稽古をしました。

通し稽古ですが、しかしまだまだ「自由に」ということを大切にしております。

個人戦績としては、
七井さん…回りの様子との兼ね合わせをみて、一歩引いてるけど的確なタイミングでぶちこむ。
佐々木さん…起こることを見て会話ができていて、第2形体突入。(by久野さん)
藤谷さん…何か起こすために動くのが半分、何か起こるから動くのが半分。(階では後者を大事にしてる。)
中村…何か起こすために動くのが多かった。今、色々試してる。

といった具合でした。


以前から話題になってる「持ち込む状態」とは何かを最近よく考えるのですが、未だに何か自分で掴めてません。
しかし、佐々木さんやいうちゃんが楽に反応してたのはわかりました。
あと、サンバも良いです。サンバは良い。

受けたことを、また返すときの出力の加減なのでしょうか。
難しいことです。

しかし、ぼんやりと「わからないなぁ」とブツブツ言ってもわかりませんので、私はとうとう消去法で考え付く限りのアプローチで稽古をしてみようという考えに行き着きました。
これを、原始的といいます。
体当たり、とも言いましょうか。
ああ、犬が肉を食べたいのに間違えて自分の尻尾追いかけてる状態になってないように、気を付けたいと思います。私が自分の尻尾を噛んで喜んでいたら頭を叩いて「君、それは尻尾だよ」と言ってください。

稽古をしてその場で起きたことを他の人と話すというのは、その「自分の尻尾噛んで喜んでる状態」に気づけるという利点があります。

引き続き、稽古したいと思います。

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あとですね。稽古とは関係ありませんが、このブログを書いてるときに丁度脇田さんに会いました。水玉の帽子と、帽子の柄のTシャツを着てらっしゃいました。脇田さんは帽子が似合うな、と私は思いました。

(写真:紅たえこ)

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